今日は石神さまを愛してやまない石神ガールズのミチエちゃんとみのりんが、海にそびえ立つ大きな奇岩に臨みます!

とうとう来ました! ここは松江市島根町の海岸にある「多古鼻」です。

「多古」とは海にいる「タコ」のことではなく…。昔むかし、この土地が多胡氏の領地であったこと。そして「鼻」とは半島や島の最先端部、岬のことだそうです。なので、朝日と夕日が両方見られるスポットとして知られています。

さぁ「多古の石柱」に会うために、海岸へと続く遊歩道を登っていきます。視界が開けると、そこに現れたのは巨大な人面岩??

「すごーーい! ダイナミック!!」

「かっこいい~!女神みたい!」

その巨岩は冠をかぶり、衣をまとった女神さまの横顔に見えるのです。

よく見ると巨岩は板状の石が重なったように見える板状節理(ばんじょうせつり)。一見荒々しく見えますが、どこか寂しげな表情…。きっと天に帰れなくて、この海にいるのね…。

「決めた! この石柱の名は“天女のため息”にしよう!」

と勝手に命名しちゃいました。

名前が決まったところで、天女のお側にレッツゴー! そこへ行くまでには両側が崖になっているちょっとスリリングな細い道を通ります(決してサンダルで行かないでください)。

天女は海岸から見ていたより、とっても大きいお背中…。もっと身軽だったら天に帰れたのかもしれません(あくまでもイメージです)。

真下から見上げた姿

今まで、天女のことばかり目に留まっていましたが、振り返り岸を見ると荒々しい断崖が挑めます。波で削られた洞窟があり、そこに波が押し寄せると「ドーーーーン!」と太鼓のような音が響きます。

最初はビックリしていたその音も、海風と青空の心地よさと相まって、一つの空間になっているよう。数億年前に海底噴火から溶岩が冷えかたまり、岩が侵食や風化していく様を、思い描きながらいつまでも天女を眺めていました。

天女の下には大洞窟が

 

ここは異国!?アートの世界

海岸は、海からの温かい風、そして肥沃な土のおかげでカワイイ植物がいっぱいです。小さなネコジャラシや赤い実など、女子ココロをくすぐる野草ばかり。

そして溶岩でできている大地は、キノコのような奇岩やいろいろな色の地層や岩肌が見えて、まるでアートの世界!

「この岩肌おもしろい。日本じゃなく、海外にいるみたい!」

「まるでトルコのカッパドキアみたいじゃない!?」

とイメージは膨らむばかり。

「この岩肌、ハートに見えるーー」

「命名!島根のカッパドキアのハート(笑)」

と、岩肌にハートを発見! 何でも名前をつける石神ガールズなのでした。

カッパドキアー!!


これですカッパドキア(みのりんが激写!)


見つけた!小さいけれど


小ぶりな植物たち(みのりん撮影)

天女のため息のジオサイト情報はこちら

 

多古の七つ穴

天女にさよならをして、沖泊の町を散策します。
沖泊の港からは「多古の七つ穴」も見えます。
「1、2、3……ん?7つ以上、洞窟があるんじゃない?」
それもそのはず、七つ穴とは昔、岸から見えていた洞窟の数で、実際には10数個も穴が空いているそうです。海岸整備が進み波止場が海にのり出したので、洞窟が多く見える訳です。

四十二浦の二十九番は津上神社

次に港町と海を臨める津上神社へ行きましょう。港町ならではの路地を進み、階段を登ると神社に到着しました。潮風で風化しないようになのか?鳥居のしめ縄がなんとロープ素材! しかも狛犬の髪が波打っていて、まるで「オスカル!(※漫画「ベルサイユのばら」を参照)」。祭神は水の神さまである瀬織津姫神、そして瀬織津彦神が祀られています。
この神社は島根半島四十二神社の1つ。ジオパークと地元の神社を合わせて巡るのもオツですね。

海の幸を満喫ーー

「お腹が空いたーー」
とやってきたのは、お隣の小波地区にある民宿「なかよし」です。ここでは、美保関で養殖されている松江岩牡蠣が入った牡蠣ご飯定食がいただけます。モズクは漁師さんから直接仕入れたもので市場に出回らない貴重なもの。コリコリと歯ごたえがあっておいしいです。波の音を聞きながら、海の香りが漂うランチを食べて、ココロもお腹も満足でした!
ランチが終わったら、小波の砂浜へ行ってみましょう。

砂つぶがみんな貝‼️

しかーし、砂浜かと思いきや、ここの浜は小さな貝殻「微小貝」できているそうです。手にとってみると、確かに貝殻のカケラや本当に小ーさな貝の姿をしているモノも!
「キャー、この浜が全部貝ってすごくない!?」
そうと分かると、キレイな貝殻を探しまくる石神ガールズたち。
押し寄せる波の音と海からの風を感じながら、童心に帰ったようにいつまでも貝殻拾いをしました。